このところメイクアップの世界では、
整え過ぎないナチュラルな太めの眉がトレンドです。
存在感のある太眉には、
それに見合うバランスのアイメイクが必要になりますが、
これはもちろんブライダルメイクでも同じことです。
人生で一番輝く日に、
目ヂカラのあるアイメイクで主役のオーラをふりまくのは、
花嫁の大切なミッションと言ってもよいでしょう。
しかし、普段とは大きく違った華やかさを意識し過ぎると、
とんでもなく最悪なアイメイクになってしまうことが、
数々の証言でも明らかになっています。
つまりアイメイクは、ブライダルメイクの大きな落とし穴でもあるのです。
ライダルメイクは、ウェディングドレスとのコーディネートが基本です。
ボリューミーな白いドレスにアップヘアでは、
アイメイクもついがんばりたくなりますが、ここでちょっと深呼吸を…。
上手なアイメイクは目を大きく美しく見せる絶大な効果がありますが、
方法を間違えると全く逆効果になる危険をはらんでいます。
花嫁はとりわけ透明感のある清楚な美しさが命ですから、
目ヂカラを出そうとがんばりすぎる姿勢は禁物。
濃いアイラインで目を囲んだり、
海苔のような重いつけまつ毛の「盛りすぎアイメイク」では、
むしろ目が小さく老けて見える場合があります。
特に大きすぎるつけまつげは、
それ自体の重みで瞳が隠れてしまうので絶対にNG!
プロのカメラマンによれば、
盛りすぎアイメイクは目まわりに余計な影ができ、
目の表情が全く見えなくなることもあるのだそう。
思い出に残る写真を台無しにしないためにも、
アイメイクの盛りすぎによる失敗は何としても回避すべきです。
抜けるような明るさと透明感、そしてドレスに負けない存在感のあるブライダルメイクをするためには、
ドレスを着けてのヘアメイクリハーサルは欠かせませんが、
このときに自分の希望するイメージを的確に伝えることが大切です。
アイメイクは、その人の品性を象徴する要素なので、
いつもの自分らしさを損なわないスタイルをとことん追求してください。
上品で華やかなアイメイクには、目立つ色味は極力使わず、照明に映えるゴールドやシルバーのパールをあしらったり、
スキントーンに合ったベージュやブラウンを選ぶのがポイントです。
ボリュームや形が様々なつけまつげは、どの角度からも瞳が隠れず、目の形を美しく際立たせる、バランスの良いタイプを厳選します。
アイラインは目尻をやや長めに引くのが今風ですが、目の形を選ぶので、
ここはトレンドにこだわりすぎないことが成功の秘訣です。
意外にも、眉は全身の「美人度」を左右します。
美しい眉と、それに負けない目ヂカラのあるアイメイクが放つオーラで、
自分にも、周りにも幸せをもたらしましょう。