「普段のメイクがナチュラル派だから、ブライダルのメイクもあまり派手にしたくない」、
そういった新婦の方も少なくはありません。
また、「そもそもわりと普段から派手目のメイクをしているから、
ブライダルといっても特別な感じがわからない」という方もいらっしゃいます。
普段のメイクに比べるとブライダルメイクは特別なメイクといっていいでしょう。
まずウエディングドレス姿は、普段着とは全く違います。
真っ白で華やかで清楚、そんなウエディングドレスを選びに行って試着をすると、
何となくバランスが悪く、顔がぼけた印象になってしまい、
気に入ったウエディングドレスでも、本当にこのドレスが自分に合うのか、
疑問に思ってしまったという経験をお持ちの方も多いようです。
メイクは着ている服とのバランスが重要で、
普段のメイクでウエディングドレスを着ると顔が負けてしまいます。
ボリュームがあって豪華なウエディングドレスには、
そのドレスに負けないくらいのブライダルメイクが必要なのです。
しかし、いまは「濃い」「盛りすぎ」と思われるような派手なメイクではなく、
「しっかり見えるけどナチュラル」といったブライダルメイクが主流で、
ナチュラルなメイクにもかかわらず、ウエディングドレスを着てみると、
ドレスに負けずにぴったり合って、
「花嫁さん、綺麗!!」という印象になるのが特徴です。
ブナチュラルなブライダルメイクと、普段のナチュラルメイクとは、
どういった点が違うのでしょうか?
その二つの違いに関しては一番違うのはベースメイクでしょう。
ブライダルメイクの一番のポイントは、その丁寧な下地の作り方にあります。
シミやほくろ、毛穴や小じわなど、気になるところはしっかりカバーしながら、
厚塗り感がまるでない、ナチュラルできめ細やかな美しい肌を演出します。
花嫁はまず大前提に清楚なイメージでなければいけません。
ナチュラルだけどしっかりメイク、ドレスに負けず誰よりも目を引き、
写真やDVD映りもよい、そんなメイクがブライダルメイクなのです。
ウエディングドレスや髪形がよかったとしても、ブライダルメイクが失敗して、
結婚式の時の写真やDVDを見返したくないという方も意外といらっしゃいます。
結婚式当日は誰よりも注目される存在ですし、
多くの来賓者と写真を撮ることにもなるでしょう。
何年、何十年たっても見返したくなるようなブライダルメイクが理想です。
そんなブライダルメイクはやはりプロだと仕上がりが違います。
そして本人も気づいていない魅力を引き出し、その日一番の美しい花嫁を作り上げます。
ブライダルメイクはご本人とメイク担当者との信頼関係が大切です。
何度も話し合い、メイクリハーサルも行った方がいいでしょう。